Thursday, February 15, 2024

Japanese Wave of Prayer, 12th-16th of February, 2024

 #2月14日は、世界中の多くのクリスチャンにとって「灰の水曜日」でした。灰の水曜日はレントの最初の日を象徴し、断食して肉を食べることを控えて守るのが伝統です。「灰の水曜日」という名は、「あなたは塵であるから、塵に帰らなければならないことを覚えなさい」という言葉と共に額に灰で十字を書かれる慣わしに由来します。レントは嘆き悲しむ期節で、その後に復活祭が大いに祝われます。

十字架にかけられたキリストよ、この断食と嘆きの期節、わたしたちは普段以上に自分たちが限りある命を生きるものであることを思います。断食するとき、ガザで飢えている人びとのことを思い起こさせてください。額に灰をつけるとき、爆弾で塵に変えられたパレスチナの人びとのことを思い起こさせてください。主よ、死に絶望するのではなく、絶望と苦難の死を待つように励ます灰の水曜日のメッセージを理解させてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#先週、ガザに食糧を搬入するために待機していた大型トラックがイスラエル軍の砲火を浴びたことを、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の事務局長トーマス・ホワイトが明らかにしました。国連人道問題調整事務所(UN-OCHA)によると、1月にガザで食糧や水を配給したり、医療支援したりする計画の66%がイスラエル当局によって拒まれました。善なる神よ、あなたは抑圧されている者たちの叫びを聞かれ、抑圧する者たちの悪しき行動を見ておられます。どうか助けを必要としているガザの人びとがトラックによって届けられた支援によって日々の糧を受け取ることができますように。この抑圧が終わりますように。不正義を犯している者たち、それを許している者たちが、「悪を離れて善い業をなし、心から平和を追い求め」ますように(詩編34:14)。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#2月4日、西岸地区ナブルスのバラタ難民キャンプで、イブラヒム・ハシャシュ、4歳が、イスラエル軍の犬に傷つけられました。イスラエル軍兵士がハシャシュ家の屋内に放った犬によってイブラヒムは襲われ、繰り返し噛みつかれ、重傷を負いました。わたしたちを守ってくださる神よ、病院で治療を受けている幼いイブラヒム・ハシャシュのために祈ります。イスラエルの占領の牙から彼が受けた傷を癒やしてください。主よ、幼い者に対しても年老いた者に対しても牙をむく植民地主義の残虐さからパレスチナの人びとをお救いください。わたしたちが目にする悪に対して預言者のように語り、行動できるように助け、あなたの愛を証させてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#イスラエル国は先週、ガザのトンネル網に海水を流し込むことを改めて明らかにしました。環境保護に携わる人びとからは、これは国際法に違反し、長期にわたってガザの環境に影響を与えるとしています。これは、イスラエルの捕虜救出計画に疑問を投げかけるものであり、またガザに持続的に荒廃をもたらすことになります。神なる創造者よ、イスラエル国は自らの行動の結果を顧みないことによって、その歪んだ意図を露わにしています。あなたの子どもたちが、被造物が、イスラエル国の軍事行動の罪の犠牲になっています。どうか抑圧の罪に抗わせ、人も、生態系も含め、あらゆる生命の贖いのために働かせ、あなたが創造されたものに仕えさせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#2月18日、「西岸地区における抑圧と暴力」と題してウェビナーが開催されます。「聖地からの声オンライン・フィルム・サロン・シリーズ」の一環として行われます。占領下の西岸地区でパレスチナ人がどのように生きているか、強制立ち退きにあった家族の窮状、入植活動によってパレスチナを空にすることを望むイスラエル人の議論、暴力を止めるために国際社会ができることについて焦点が当てられます。サビールのディレクター、オマール・ハラミも基調講演者の1人です。※ https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0rf-morD0pHdVkrlEENlWBM4mONdiR0uZt#/registration
光の神よ、パレスチナ人とその連帯者の声を用いて、隠れている悪を明るみに出してください。嘘や誤った情報に惑わされている人びとを教育してください。死の時代に、いのちを語ってください。「愛は不正を喜ばず、真理を共に喜ぶ」という使徒パウロの言葉を思い起こさせてください(コリントの信徒への手紙Ⅰ13:6)。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#2月7日、世界中のイスラム教徒がイスラーワルミラージュ、「夜の旅」、預言者ムハンマドの昇天を記念しました。夜の旅と昇天で、預言者ムハンマドは一日の内に、マッカ(メッカ)からエルサレムのアル=アクサー・モスクに旅をして、天に昇った、と信じられています。今年は、礼拝に来た多くの信者がアル=アクサー・モスクに入ることを阻まれ、エルサレムの旧市街でイスラエルの警察や入植者による多くの暴力事件があったため、陰鬱な空気の中でこの日が守られました。愛の神よ、パレスチナのイスラム教徒の同胞が礼拝の権利を奪われ、イスラエルの入植者や警察によって嫌がらせを受けたり、暴力を振るわれたりしたことに怒り、悲しみます。主よ、あなたはエルサレムのために涙を流されました。今日、エルサレムが不寛容と憎しみの町になってしまったのを見て、わたしたちは同じ嘆きを嘆いています。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう神よ、オーストリア共和国、リヒテンシュタイン公国、スイス連邦に生きる人びとを覚えて感謝をささげます。これらの国々の多くの人々によって享受されている生活の質の高さのゆえに。また、世界の困っている人々に手をさしのべる彼らの姿勢のゆえに。エキュメニカルな理解、諸宗教間の理解を深め、すべての人、被造物の共通の益のために協働を進めることを目的とする、ここを拠点とする諸機関のゆえに。これらの国々の政治的、経済的な透明性のゆえに。移民に手を差し伸べて、移民受けいれに反対する態度、慣行に立ち向かっている人々のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。この地の人々、諸機関による、正義、和解、平和を追求する働きのために祈ります。すべての人にとって益となるようにグローバリゼーションを形づくろうとする働きのために祈ります。これらの国々における、キリスト教以外の伝統も含めた、信教の自由のために祈ります。地域の歴史的、民族的伝統を知らない人々に対する恐れが乗り越えられ、人びとがかれらが受け容れることができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

No comments:

Post a Comment