Sunday, February 4, 2024

Japanese Wave of Prayer, 29th of January-2nd of February, 2024

 #1月26日金曜日、国際司法裁判所(ICJ)は民族虐殺の容疑をかけられているイスラエルに対して、訴えている南アフリカの要請に応じて、ガザにおける民族虐殺を防ぐ措置を取ること、ガザでの民族虐殺の扇動を防ぎ、罰すること、人道援助がガザに入るようにすること、パレスチナの一般市民を守るための措置をもっと講ずることを、緊急措置として命じました。しかし、即時停戦は命じませんでした。

光の神よ、国際司法裁判所(ICJ)の暫定的な裁定が出て、それに対して賛否があるところですが、ガザは今なお空爆を受けており、二百万人が苦しんでいます。どうか正義に反する行為の責任を問い、即時停戦を求める取り組みがもっと拡がりますように。「きょうだいたち、あなたがたは、たゆまず善を行いなさい」という使徒パウロの言葉をわたしたちに思い起こさせてください(テサロニケの信徒への手紙Ⅱ3:13)。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#先週、エルサレム病院で薬剤師として働いていたララ・タヌース、42歳が、その3週間前に銃撃で受けた傷が原因で亡くなりました。アマール・マンスール、32歳もその時に撃たれて亡くなっています。発砲した犯人はまだ特定されていませんが、イスラエル人入植者が撃ったとする証言があります。タヌースは地域社会で敬愛されていたため、人びとは悲しみに沈んでいます。愛の神よ、わたしたちはタヌースとマンスールの死を悲しみ、み前にまいります。彼女たちの家族のために祈ります。どうかこの困難の時、彼らがあなたの愛を感じることができますように。加害者が裁かれることは期待できません。哀しみの歌のうちにわたしたちの嘆きを聞き、すべての加害者と不正義を許している者たちの責任を問うてくださいますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#この1週間、ハンユニスは空爆と軍事作戦の標的になっていました。住まいを失った多くのガザの住民がハンユニスに避難していましたが、イスラエル軍から立ち退くように命じられ、大混乱が生じ、地獄のような人道状況が悪化しました。ハンユニスのナッセール病院は攻撃を受け、激しい爆撃を受けて、病院職員の95%はエジプト国境のラファに逃げました。ハンユニスの被害の全容はまだ分かっていません。正義の神よ、ハンユニスから届いた数少ない知らせを聞いて、わたしたちは震えています。あなたはガザにおられないように思われます。しかし、「主は虐げられているすべての者のために正義と公正を行う」(詩編103:6)と信じます。ひどい苦しみを受けているガザのあなたの子らを守ってください。日々、かれらのために声を上げさせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#1月27日は「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」でした。この日は、1933年から1945年の間にナチス・ドイツによって虐殺されたその人口の1/3を殺されたユダヤ人および他のマイノリティの無数の犠牲者を記念する日です。全能の神よ、アーリア人種至上主義者と人種差別思想の犠牲となってホロコーストで多くの人命が奪われたことを嘆き悲しみます。一人ひとりの命の尊厳を思い起こさせ、すべての人があなたの似姿につくられたことを認めることができるようにしてください。民族虐殺、民族憎悪がなくなり、愛が悪に勝利しますように。「二度と許さない」は、誰に対しても「二度と許さない」ことでありますように。主よ、ただちに戦争を止めてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#北米サビールの友は、1月24日、解放・嘆き・学びに焦点を当てたガザに関する宗教間対話のイベントに参加しました。サビール・カイロスUKは、英国の複数の町で停戦とパレスチナの解放を求めて行われた抗議行動を共催しました。世界のサビールの友人たちが各々の国の文脈でパレスチナのためにキリスト者として声をあげています。永遠におわします神よ、世界に広がる連帯を感謝します。「正しき者は弱い人の訴えを認めるが、悪しき者はその知識を見極められない」(箴言29:7)ことを心に留めます。パレスチナ人の正義のために正当にも立ち上がっている人びと、悪しき者たちの荷担を勇敢にも暴いている人びとの活動を盛んにしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#先週、世界中の教会がキリスト教一致祈祷週間を守りました。この週間は伝統的に1月18日から25日に守られています。パレスチナでは復活教会(聖墳墓教会)、聖ヤコブ主教座聖堂、贖主教会、聖ジョージ主教座聖堂、その他それぞれの教派の聖堂で礼拝が献げられました。誰をも排除されない神よ、諸教会がエキュメニズムの精神で共に祈りを献げていることにわたしたちは励まされています。主よ、組織の正統性や寿命を守ることへの関心に基づく一致ではなく、誰にも話を聞いてもらえない人びと、排除されている人びとのために共に声を上げることができるような一致を与えてください。あらゆる形の不正義、抑圧と対決することへの献身と希望において、諸教会が共にあなたの働きに参与できますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう神よ、アルジェリア民主人民共和国、リビア国、モロッコ王国、西サハラ、チュニジア共和国に生きる人びとを覚えて感謝を献げます。初期の教会がこの地域で成長したことのゆえに。植物、動物、地形の多様さのゆえに。ベルベル、アラブ、ヨーロッパの文化が融合した様のゆえに。外からの文化的、軍事的侵略に対して、これらの国々が立ち向かい、生き延びてきたことのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。イスラム教徒、わずかに残るキリスト教徒、及びその他の宗教の信仰を証しし続けている人々、またすべての善良な人々のために祈ります。政治的紛争が止みますように。これらの地とその資源をめぐる支配者たちの長年の争いが終わりますように。これらの国々を旅して搾取されたり、不当な扱いを受けている人々のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

No comments:

Post a Comment