Wednesday, August 31, 2022

Japanese 1 Sep, 2022

 

Sabeel Wave of Prayer 2022/9/1

 

#パレスチナとイスラエルでは新しい学年度が始まる時になりました。パレスチナ人の学校とイスラエル人の学校では受け取っている資金の額が異なります。非暴力行動クミ・ナウは次週、学校教育に関わってイスラエルに住むパレスチナ人が受けている差別を取り上げます。

 

主よ、パレスチナとイスラエルのすべての生徒が民族的、宗教的背景に関わらず平等に教育の支援と機会を与えられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#ワジ・ラバは占領下西岸地区にあって、野生動物や希少植物の保護のためにきわめて重要な地域です。また渡り鳥がヨルダン川を越えて地中海に出る通路になっていて、そのためにも保護が必要です。イスラエル人入植者のための墓地ナハル・ラバがこの地域に建設される計画が環境への影響の調査なしに認められたことに対して、専門家や活動家が懸念する声をあげています。

https://towardfreedom.org/story/archives/west-asia/turning-israelis-into-settlers-after-death-israel-to-build-cemetery-in-ecological-hotspot-in-palestine/

 

主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。ますます多くのパレスチナ人の土地がイスラエル人入植者のために奪われています。気候変動の影響が心配されているこの時に、イスラエルの企業が生態系の保護を気にかけず、そのバランスを崩そうとしています。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#先週、ナブルスの「ヤコブの井戸」がある正教会のアーキマンドライト・ユスティノス神父(81歳)が教会に押し入ってきた数人のパレスチナ人の暴力を受けて負傷しました。神父は地域社会で大きな尊敬を受けていて、1927年の地震で大きなダメージを受けた聖堂と修道院の修復のために長年働いてきました。これまでに三十三回以上、神父は襲撃を受けており、パレスチナ自治政府はこの地域で十分な治安対策を取っていないことを批判されています。

 

主よ、ユスティノス神父の献身的な奉仕を感謝します。どうか襲撃で受けたショックと怪我から彼が早く回復しますように。パレスチナ自治政府がこの事件の徹底した調査を行って、犯罪者たちにその行動の責任を取らせますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

825日木曜日、イスラエルで収監されている何百人ものパレスチナ人が刑務所の中庭で当局の仕打ちの酷さに抗議して座り込みを行いました。当局は、より長い刑期で拘留を更新して別の刑務所に移し、独房に監禁することを繰り返しています。

 

主よ、わたしたちを助け、自分も一緒に捕らえられているつもりで捕らわれている人たちを思いやることができるようにしてください(ヘブライ人への手紙13:3)。イスラエルで行政拘留されている何百人ものパレスチナ人囚人のために祈ります。抗議してハンガーストライキをしている囚人のために祈ります。独房に監禁されている囚人のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#パレスチナ人に対するイスラエルの不正義を50年間に渡って明るみに出してきたドン・ワグナー牧師が、『最も低きところにおられる神に栄光がありますように

- 聖でない地への旅』と題した回想記を出版しました。彼は北米サビールの友の活動を忍耐強く続け、シオニストのキリスト教徒と、彼らがイスラエルによる占領を無批判に支持していることについて分析してきました。

https://www.amazon.com/Glory-God-Lowest-Journeys-Unholy/dp/1623718260

 

主よ、イスラエルがパレスチナ人を抑圧していることを明らかにするために生涯をかけて取り組んできたドン・ワグナー牧師の勇気と揺るぎなさを感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#先週、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、イスラエル政府がパレスチナの7つの著名な市民団体を標的にしていることについて、バイデン政権に公開書簡を送りました。イスラエル防衛相はこれらの団体をテロ組織であると認定しました。国連とヨーロッパの9カ国の外務省は、この認定を裏付けるに足る情報はないとし、これらの団体が助成を受ける資格が維持されるべきであると述べています。公開書簡は、バイデン政権がこのことについて懸念を表明せず、パレスチナの市民社会に対する弾圧を「実質的に黙認している」と述べています。

 

主よ、どうか米国政府がパレスチナの市民社会に対する攻撃を取り上げて、裏付けのないイスラエルの主張を問題にしますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

 

神よ、カーボベルデ共和国、ガンビア共和国、ギニア共和国、ギニアビサウ共和国、セネガル共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。これらの国々が、植民地にされた歴史、ことに奴隷貿易で負った傷の跡を、多くの仕方で乗り越えてきたことのゆえに。この地域に残る独特な音楽とグリオー(物語り)の文化的伝統のゆえに。貧困からの脱出を可能にした、経済、教育の向上のゆえに。民主主義への期待のもてる移行、政治指導者の変化のゆえに。諸宗教の間における、教会の粘り強く忠実な証しのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。極貧状態で生きている人々のために祈ります。一部の集団を搾取し、片隅に追いやっている政策、制度、文化的慣行がなくなりますように。すべての人の人権を尊重し、正義を愛する政治指導者が公正な選挙で選ばれますように。共通の益のために信仰共同体が共に証し、働くことができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

No comments:

Post a Comment