#2019年10月11日金曜日、第78回帰還大行進で、イスラエル軍による過剰な武力行使によって28人の子どもを含む71人のパレスチナの市民が負傷しました。パレスチナ人権センター(PCHR)のスタッフによる現場での調べでは、実弾射撃による負傷が33件、2人の子どもを含む3人が重傷、他は上半身に直接ゴム弾や催涙弾を受けたことによる負傷でした。
主よ、御前に立つわたしたちの不安や恐れをお聞きください。あらゆる理解を越えるあなたの平和で、わたしたちの心をお守りください。平和的に抗議するガザの人々のために祈ります。どうか彼らが非暴力的な仕方で怒りを表せるように導きをお与えください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#今週、非暴力行動クミ・ナウは、ゼイトゥーン(Zaytoun:アラブ語で“オリーブ”の意味)の働きに焦点を当てます。この非営利団体は、パレスチナの農民がオリーブオイルを諸外国の市場に出すための支援を行っています。2004年以来、ゼイトゥーンはパレスチナのカナン・フェアトレードと協力して、世界で初めてフェアトレードの認証を受けたオリーブオイルを送り出してきました。また、イスラエル人入植者によってオリーブの木を根こぎにされたり、傷つけられた農民に、オリーブの苗を配布し、植えるプロジェクトも行っています。
主よ、あなたの揺らぐことのない愛に感謝し、自分のことを「神の家に生い茂るオリーブの木」と表現した詩編作者の言葉を思い起こします(詩52:10)。主よ、ゼイトゥーンの働きのゆえに感謝します。占領下で脅かされながらオリーブ畑を育てているパレスチアの農民にゼイトゥーンが与えている支援のゆえに感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#容赦ない迫害を受けて、中東に最も古くから存在する幾つかのクリスチャン・コミュニティの存続が危うくなっています。パレスチナでは占領に疲れ、多くのクリスチャンが外国に移住しました。パレスチナ人クリスチャンは西岸地区で人口の1~2.5%に、ガザ地区で1%以下になっています(2015年の統計)。2019年5月、イラク・クルド人自治区の首都アルビールの大主教がイラクの消えつつあるクリスチャン・コミュニティについて英国で話しました。イラクのクリスチャン人口は2003年に150万人でしたが、現在は25万人になっています。
主イエスよ、わたしたちの叫びをお聞きください。長年にわたる迫害で中東のクリスチャン・コミュニティが弱められています。主よ、あなたのお生まれになった場所においてさえも礼拝者が減少しています。中東に留まって証しと他者への奉仕を続けようとする人々をどうか強め、励ましを与えてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#10月9日水曜日、トルコがシリア北部に侵攻し、何十万人もの人々が家を捨てて逃げました。 クルド人支配下の地域に何百万人ものシリア・アラブ人を再定住させる計画は、国際法に反し、地域を不安定化させます。
主よ、あなたは居留者に目を配り、やもめや親のない子どもをお支えになります。戦争が起きた時に最も苦しむのは彼らに他なりません。冬が近づきつつあるこの時に家を捨てて逃げている若者、高齢者、体の弱い人々のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#10月10日木曜日、イスラエルのアラブ系市民が運転する何百台もの車が全国から抗議デモのためにエルサレムに集まりました。政府、警察が、アラブ系住民の住む地域で増加している暴力事件に対応していないことに抗議するためです。アラブ政党からなるジョイント・リストの指導者たちが公安大臣ジラド・エルダンやイスラエル警察の責任者たちと会って、銃犯罪や暴力事件の増加に退所する取り組みについて話し合いました。
主よ、祈ります。どうかイスラエル政府がユダヤ系住民だけでなく、パレスチナ/イスラエルに住むすべての人のために配慮し、働くようになりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう
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