Monday, March 18, 2024

Japanese Wave of Prayer 11-15th March, 2024

#3月10日、イスラム世界はラマダンの初日を迎えました。ラマダンはイスラムで最も重要な月で、断食、共同体で献げる毎日の祈り、クルアーンの朗唱等をもって守られます。この間、パレスチナでは、ほとんど毎年、イスラエル国がパレスチナ人イスラム教徒に対して、武力行使、挑発行為、礼拝の妨げを行っています。聖なる神よ、このラマダンに、制限を課せられたり、暴力を受けたりすることなく、パレスチナ人イスラム教徒がその霊性を実践することができますように。イスラエル国は住民を保護するためでなく制限するために法の遵守を強制しています。主よ、何百万人もが断食をするこのラマダンに、飢えているガザの人びとのことを思い起こさせてください。共同体で集まって食事をするとき、不正義に異議を唱える力を共同体が持っていることを思い起こさせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#イスラエルの攻撃、飢餓、疫病、地獄のような状況が続く中、2百2十万人のガザの人びとは苦しみながら停戦をめぐる協議の結果を待っています。北部では子どもたちが飢餓で死んでいます。多くの人が栄養不足に陥っています。援助物資の搬入は組織的に阻まれ、特に北部で難しい状況です。かろうじて運び入れられた援助物資はしばしばイスラエル軍からの銃撃にさらされています。被抑圧者の神よ、ガザの苦しみは計り知れません。「主よ、なぜあなたは遠く立ち苦難の時に身を隠されるのですか?」(詩編10:1)主よ、この苦しみと痛みの深さを真に知るのは、ただあなたとガザの人びとだけです。主よ、ガザの人びとを救い、飢餓を止めてください。彼らが味わっている苦しみに対してわたしたちが鈍感にならないようにしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#ガザから連行されたパレスチナ人囚人に対する虐待がイスラエルの拘置所で常態化していることが国連の内部レポートで報告されています。叩く、犬に襲わせる、苦しい体勢を長時間取らせる、性的暴力を加える、といったことが行われ、さらには拷問しているところを写真やビデオに撮ってシェアしているイスラエル兵もいます。いのちの神よ、辱められたり、性的暴力を受けたり、拷問されたり、殴打されたりしている人びとに、あなたが共におられるしるしを与えてください。生き延びようとしている人びとに力を与えてください。亡くなった人びとをみ腕の中に抱いてください。恐ろしい行為を犯した人びとに勇気を与え、悔い改めさせ、犯罪を公に告白させてください。この支配体制を終わらせることができるように助けてください。これほどの苦しみを引き起こした政策決定者たちを引きずり下ろさせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#10月7日以来、イスラエルは占領下ヨルダン川西岸地区において逮捕キャンペーンを強化し、過密状態の監獄における囚人の扱いを以前にも増して酷いものにしています。パレスチナの諸団体は、いつの日かその責任が問われるという希望をもって囚人に対する虐待を記録しています。ここ数ヶ月間に何人ものパレスチナ人囚人が死にました。死因は明らかにされていません。他方、ガザでハマスに家族を捕虜に取られているイスラエル人は、愛する者たちの釈放を訴えて、キブツ・レムからエルサレムに向けて4日間の抗議デモに出発しました。囚われている者の神よ、すべての捕虜のために祈ります。行政拘留を受けてイスラエルの監獄にいる人びと、ハマスに捕らえられてガザにいる人びとのために祈ります。主よ、イスラエル人捕虜をガザに落とされるイスラエルの爆弾から守ってください。彼らの安全を守り、早く釈放されるようにしてください。正義に反してイスラエルの監獄に囚われているすべてのパレスチナ人を守り、彼らの苦しみを終わらせてください。主よ、パレスチナとイスラエルの人びとにビジョンを見いださせ、捕虜を取って人質にする政治戦略をなくしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#サビールの一同は、親しい友人エリック・メルクスの突然の逝去の知らせを聞き、とても悲しんでいます。エリックはサビールのよき友で、しばしば礼拝を共にし、会合を持ち、幾つものプロジェクトを助けてくれました。昨年のクリスマスには、助けを必要とする多くのパレスチナの家族を支援するのを手伝ってくれました。彼のおかげで100家族以上が食糧を得、基本的生活費の支払いができました。これらはすべて彼の愛に満ちた寛大な心を証しするものです。サビールは決して彼を忘れることはないでしょう。愛に満ちたもう父よ、ご家族と共にエリックの死を悼みます。エリックと親しかったすべての人を慰め、彼がみもとにいることをご家族に確信させてください。わたしたちはサビールのミッションに取り組み続けることでエリックの生涯を祝います。どうかわたしたちが彼の生涯と彼が遺したものから学び続けることができますように。主よ、エリックを通してあなたが働いてくださったことを感謝します。彼を知ることができたことを誇りに思います。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#レントの始まり以来、「ガザと連帯する十字架の道行き(Via Dolorosa ofSolidarity)」が行われています。これは「ガザ停戦巡礼(Gaza CeasefirePilgrimage)」とも呼ばれています。レントの期間に、ガザ地区の長さ(長辺の41km)を即時停戦を訴えながら歩く、というものです。様々なキリスト教団体によって、18カ国、145の町で実施されます。※ https://www.gazaceasefirepilgrimage.com/憐れみの神よ、足で祈っているガザ停戦巡礼の参加者を感謝します。「正義の道筋を、公正の道の中を歩む」のを助けてください(箴言8:20)。この巡礼を預言者的な行動としてください。この世界の不正義とどんな困難があろうとも抵抗する革命的な愛を証しするものにしてください。わたしたちの内に、揺らぐことなく停戦を求める心を起こしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください#世界教会協議会(WCC)と連なって祈りましょう神よ、デンマーク、フェロー諸島、フィンランド共和国、アイスランド共和国、ノルウェー王国、スウェーデン王国に生きる人びとを覚えて感謝をささげます。森林、湖、山、氷河など、変化ある風景の目を奪われる美しさのゆえに。この地域にまた世界に劇的な変化を及ぼしている気候変動を軽減する取り組みを提唱し、実践している教会のゆえに。これらの地に移民してきた人々に対して門戸と心を開いた人々のゆえに。正義、平和、諸宗教間対話のための働きをこれらの国々が助けてきたことのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。これら豊かな国の中で苦しい生活をしている貧しい人々、片隅に追いやられている人々のために祈ります。自然環境の持続を助けるような個々人の取り組みや投資の慣行が進みますように。より開かれ、民族、宗教がもっと多様化しますように。富を持つ人々が、自分たちの住む社会と世界がすべての人にとってより公正になるための働きに貢献しますように。先住民の権利のための闘いで、教会が代弁者の役割を果たしますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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