＃2019年12月27日金曜日、ガザ地区東部で行われた第86回帰還大行進で、11人の子ども、1人の女性を含む39人のパレスチナ人がイスラエル軍によって負傷させられました。帰還大行進の呼びかけ人たちは2020年3月30日まですべてのデモを停止すること、それ以後は月に1回だけデモを行うことを決めました。あまりにも多くのデモ参加者が負傷し、ガザの病院に過重な負荷をかけているため、また、イスラエル当局との話し合いが進んでいるためです。
愛する主よ、故郷への帰還の権利を求めて抗議活動を行い、負傷した人々、殺害された人々のために、引き続き祈ります。どうかすべての人の正義と平和のために、話し合いが進展しますように。主よ、御憐れみにより／わたしたちの祈りを聞き入れてください
＃今週、非暴力行動クミ・ナウは、ヨルダン及び聖地福音ルーテル教会（ELCJHL）の働きに焦点を当てます。ELCJHLは、パレスチナ人クリスチャンが聖地に留まることを励ます働きをしています。イスラエルによる占領下で自由と安全がないために、多くのパレスチナ人クリスチャンが諸外国に移住しました。ELCJHLは7つの教会と4つの学校を支え、およそ3千人の生徒に教育を与えています。キリスト教徒もイスラム教徒も共に学んでいて、寛容と平和の精神を教えることを大切にしています。
主よ、聖地におけるルーテル教会とその運営する学校の働きを感謝します。仕える人々の間にその働きを通して平和と正義を広めている牧師と教師のために祈ります。平和の神よ、どうか聖地に平和の雨を降らせてください。主よ、御憐れみにより／わたしたちの祈りを聞き入れてください
＃新しい年、新しい時代が明けようとしていますが、パレスチナ／イスラエルの政治的状況は不確かなままです。イスラエルでは春に再び選挙が行われます。パレスチナでも近く選挙が行われることが期待されています。多くの人々が変化を望んでいますが、イスラエルによる占領の終わりは見えません。
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。軍事占領下で苦しんでいるパレスチナの人々のために祈ります。難民、囚人、財産を奪われた人々、家を奪われた人々のことを覚えます。どうか国際社会で政策立案に携わる人々が聖地に変化をもたらすため、イスラエル政府に圧力をかけますように。主よ、御憐れみにより／わたしたちの祈りを聞き入れてください
＃イスラエルでインフルエンザが流行しています。11人が死亡し、他に100人近くが合併症を起こして入院しています。
主よ、インフルエンザの流行で家族を失った人々のために祈ります。どうか入院している人々が早く回復しますように。主よ、御憐れみにより／わたしたちの祈りを聞き入れてください
＃何千人ものキリスト教徒の巡礼者がベツレヘムに集まって、マンジャー広場で行われたクリスマス・イブの祝祭に参加しました。パレスチナ観光省の推計では一万5千人近くの巡礼者がベツレヘムのホテルで宿泊しました。
主よ、ベツレヘムの人々のために祈ります。これほどにも多くの巡礼者がイエスの生誕の場所を訪ねてくることに励ましを与えられます。同時に、ベツレヘムに住んでいた多くのクリスチャンが占領下の生活があまりに困難であるために移住を余儀なくされていることを覚えます。彼らは検問所、移動許可証、分離壁、経済的困難、嫌がらせに遭っています。どうかわたしたちの兄弟姉妹が痛みと困難の中にあっても神における希望を保つことができますように。主よ、御憐れみにより／わたしたちの祈りを聞き入れてください
＃世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう
神よ、エジプト・アラブ共和国、イスラエル国、ヨルダン・ハシミテ王国、レバノン共和国、パレスチナ国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の起源において聖なる土地と遺跡のゆえに。聖地における平和と和解のために休むことなく働き続けている人々のゆえに。「パレスチナ・イスラエルにおけるエキュメニカル同伴プログラム（EAPPI）」のゆえに。自分たちの住む地に多くの難民を迎え入れ続けている人々のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。この地域を苦しめている紛争が止み、人々が平和と安全と互いへの尊敬の内に共に生きることができますように。紛争を続け、人々を追い出すために、宗教の違いが利用されることがなくなりますように。すべての人のために正義と和解をもたらす勇敢な政治指導者が与えられますように。解決を求めて倦み疲れ、幻滅してしまった人々のために祈ります。主よ、御憐れみにより／わたしたちの祈りを聞き入れてください
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